潰瘍性大腸炎術後の回腸のう炎の記録

2005年に潰瘍性大腸炎発症。2007年に大腸全摘術施行。潰瘍性大腸炎術後の患者が2018年回腸嚢炎、排便障害になり、自分への戒めを含めての記録。潰瘍性大腸炎の記録、回腸嚢炎、排便障害の症状・治療、そして経過を日付ごとに記録。自分の備忘録として、そして似た症状の人への参考になるようなブログになればいいなと思っています。それ以外のこともたまには載せたいと思っています。

潰瘍性大腸炎の大腸全摘後の排便回数について

1ヵ月かかってしまいましたが、入院中からまとめてみようと思っていたことの一つ。

トイレの回数です。

 

潰瘍性大腸炎発症時・・・5回以下

最初の寛解・・・5回以下

再燃・・・10回以上

手術前・・・20-30分に1回程度

手術後しばらく・・・10回以下

手術5年後・・・4時間に一回(念のために決まった感覚でトイレに行ってました。旅行の時なんか特に大事な感覚だと思います)

回腸嚢炎・・・10回程度

 

 

全体的にこんな感じでしょうか。

10年以上前のことなので覚えてません(笑)

すみません。

 

振り返ると潰瘍性大腸炎発症時は血便はあるけどトイレに何度も行っていた記憶はありません。といって1日1回だったかというと数回行ってました。

再燃時と回腸嚢炎時に関しては空振りの回数を入れるととんでもないことになるので回数に入れてません。

 

もう少し正確な回数は特定疾患の継続申請の写しを見ればわかるし、日記も付けているので把握できるのですが、その労力は諦めました。

 

 

こうしてみると大腸全摘してからはトイレの回数は安定していたなと思います。

もちろん寛解時が一番最高なのですが長期間の安定という意味では大腸全摘後しばらくしてからです。

その長期安定していた時に今の職についてますしある程度の仕事も覚えれました。

入退院を繰り返したり病院通いで投薬受けるより良かったのかもしれません。

 

ここまで書くと「大腸全摘=最高!」と思われるかもしれませんが。。。

個人的にはもし大腸全摘で迷っている人がいるなら全摘しないことをお勧めします。というか、自分は勧めれないです。

もちろん生命の危険がある、緊急救命の場合は全摘が必須だと思います。

潰瘍性大腸炎は辛い病気ですが、命にかかわる病気ではありません。

穿孔を起こしたり、特別な状況下での手術はやむを得ないと思います。

 

でも、それ以外には、、、

大腸全摘のデメリットを思いつく限り。

・トイレの回数が増える

→これはメリットでもあるけど、トイレの回数は安定します。ただ、大腸が残っていれば1日1回とかで済むと思いますが大腸全摘すれば1日4-5回行きます。もちろん回数に個人差はあると思いますが。トイレに駆け込むような排便はなくなりますが平均すると回数は増えているはずです。

手術後落ち着くとはいっても、手術前の寛解時に戻れるわけではありません。

 

・夜中に熟睡できない

→トイレ回数が安定するんですが、数時間おきにいかないと溜める能力がないため便が漏れます。体調がいいときにはそんなことないのですが、体調を崩したとき、お酒を飲んだ時はたいてい漏れます。そして漏れるとかなりショックです。漏れが続くとさらにショックです。毎日続くと熟睡が出来ずに不眠になります。疲れも溜まります。

私の場合ですが、夜に起きるのは毎日ですが起きた後の寝つきが悪かったです。なので睡眠導入剤で寝つきを良くしてます。

入院中に聞いたのですが、同じく潰瘍性大腸炎で大腸全摘した人は使うと良く寝れて便が漏れやすくなるから睡眠導入剤の使用をためらう人もいるみたいです。そこは考え方次第でしょうか。

 

・術後合併症がある

→今回ブログ開設に至った理由ですが、回腸嚢炎のリスクがあります。

メジャーなものではイレウス(腸閉塞)ですね。

あと、便が水様便になるのでお尻は荒れやすくなります。

 

・恋愛に響く?

 やっぱり大腸全摘した事実は印象良くないです。

人によっては早死にするでしょと言ってきます。

親受けも良くないです。

 

 

とは言え、大腸全摘したことを後悔しているわけではありません。

今の職に就けましたし、病院通いもなくなりましたし。いまの状況に不満もありません。

 

なんか思ってたより長くなったので、また次回にでも…

文章デタラメな箇所あると思いますがご了承下さい(笑)

 

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