潰瘍性大腸炎術後の回腸のう炎の記録

2005年に潰瘍性大腸炎発症。2007年に大腸全摘術施行。潰瘍性大腸炎術後の患者が2018年回腸嚢炎、排便障害になり、自分への戒めを含めての記録。潰瘍性大腸炎の記録、回腸嚢炎、排便障害の症状・治療、そして経過を日付ごとに記録。自分の備忘録として、そして似た症状の人への参考になるようなブログになればいいなと思っています。それ以外のこともたまには載せたいと思っています。

Covid-19ワクチンの情報・まとめ

☆個人的な振り返りように載せています☆

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と潰瘍性大腸炎を含む炎症性腸疾患の関係について、「JAPAN IBD COVID-19 TASKFORCE」様のサイトで、炎症性腸疾患の人向けに情報発信してくれるサイト(患者さん・家族情報 | 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」 (ibdjapan.org))のようです。

厚生労働省による科学研究費補助金(難治性疾患政策研究事業)として,『難治性炎症性腸管障害に関する調査研究』班関係の情報発信なので正しい情報かと思います。

web.sapmed.ac.jp

 

IBD 患者における新型コロナウイルスワクチン接種に関する Q & A 2021 年 2 月 15 日第 1 版より抜粋

 

炎症性腸疾患の患者さんは新型コロナウイルスワクチンの接種を受けるべきでしょうか

 

新型コロナウイルス感染の予防に有効と考えられます。また、感染したとしても重症化しづらくなると報告されています。これらは、炎症性腸疾患の患者さんに限らず、新型コロナウイルスワクチンの大きなメリットです。

高用量ステロイド (プレドニゾロン換算 20mg/日以上) は、COVID-19 の重症化リスクであると報告されています。そのため、炎症性腸疾患の患者さんでは新型コロナウイルスワクチンを接種するメリットはあると考えられます。

 免疫を抑制する薬剤を服⽤している場合でも、新型コロナウイルスワクチンは接種できますか。

日本では優先接種対象となる基礎疾患として「ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている」が挙げられていることから、免疫抑制状態でも新型コロナウイルスワクチンの接種は可能です。

しかし、米国 CDC からは、免疫抑制薬の投与を受けている患者さんにおける新型コロナウイルスワクチンの安全性・有効性に関するデータはないことから、患者さんに説明が必要であるとしています。

免疫を抑制する薬剤を投与されている患者さんにおいてはワクチンの有効性が低下する可能性があります。

 

「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班より抜粋

COVID-19流行下にIBD診療をされるすべての医師方々へ (ibdjapan.org)

 

COVID-19 の流行下におけるステロイド治療について

寛解導入療法として安易なプレドニゾロンの全身投与は可能な限り避け,他の代替治療を寛解導入療法として考慮する.

・ただし,患者の疾患活動性によりプレドニゾロンの全身投与が必要と判断される場合は,各患者の疾患活動性を踏まえて十分な投与量を決定すべきである.

・全身性ステロイド使用中の患者さんは,できるだけ速やかな効果判定を行い

プレドニゾロン 20mg 以下への減量を試みる.

・局所ステロイドについては漫然とした使用は避ける(局所ブデソニドを含む).

COVID-19の流行下におけるブデゾニド治療(ゼンタコート®,レクタブル®)について

・COVID-19 の重症化リスクが,全身性ステロイドまたは局所ステロイド製剤からブデゾニドへの変更により軽減されるかは明らかではない.

ステロイド製剤と同様,ブデゾニド治療中の患者さんにおいても,寛解導入後は速やかに減量を考慮すべきである.

 

IBD 患者さんが COVID-19 に罹患した場合(無症候性の SARS-CoV-2 感染を含む)の維持療法、官界療法での対応方針も記載があります。

 

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